「重機回送費」とは?安く済むケースもご紹介

工事をする場合、重機を運ぶ時に「重機回送費」という費用がかかります。

このページでは、重機回送費とはどのような時にかかるものなのか、どのような場合に安く済むのかなどについてご説明します。

「重機回送費」とは?

「重機回送費」とは、重機を運ぶのにかかる費用のことです。

解体工事で使用する重機は公道を走ることができないので、もっと大きな車に乗せて運ばなければなりません。

解体に使う油圧ショベルなどの重機を他の大きな車に乗せて運ぶ場合などにかかります。

重機回送費は、解体業者が重機回送業者に重機を運ぶよう依頼する際に発生する手数料です。

重機回送費がかかるかは解体業者の状況によって異なる

重機回送費がかかるかどうかは、解体業者の状況によって異なります。

たとえば解体業者が4トンダンプカーを所有している場合についてです。

4トンダンプカーに積めるような小さな油圧ショベルの場合は、解体業者が所有している4トンダンプカーで運べば済むので、重機回送費はかかりません。

これに対して、2階建て以上の建物を解体するような大きな油圧ショベルの場合は、解体業者が所有している4トンダンプカーには乗せることができません。

このような場合は、大きな油圧ショベルを運ぶためにもっと大きな専用の回送車が必要になるので、解体業者が重機回送業者に重機を運ぶよう依頼して重機回送費が発生します。

重機回送費の金額は移動距離で変わる

重機回送費において重要になるのは、重機のある場所から解体現場までの距離です。

重機のある場所から解体現場までの距離が遠ければ遠いほど費用は高くなります。

そのため現場の近くにある業者に解体を依頼した方が重機回送費は安く済みます。

工事のために重機を何日かにわたって使う場合、現場に保管できる場所がなくて重機を持ち帰ってもらわなければならない場合は、往復する分重機回送費が高額になります。

重機を現場にそのまま置いておくことができれば問題ありません。

重機を使って建物を解体後に整地をしたり外構工事を行ったりする場合、建物の解体に使った重機をそのままその後の工事に使うことができれば重機回送費を抑えることができます。

そのため建物の解体工事とともに整地や外構工事も一括して施工できる業者に依頼することで、重機回送費が安く済むこともあります。

まとめ

工事では、工事で使う重機を運ぶ時に重機回送費がかかります。

これから工事を依頼するという人は、このページを参考にして重機回送費が安く済むよう工夫してみてください。

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